川嶋 一実プロデュース
週末女優 vol.1『たまことゆかり』
日時:2016年9月7日(水)~11日(日)
出演:小瀧 万梨子(青年団)& 川嶋 一実
作: 五戸 真理枝(文学座)
演出:伊藤 毅 (青年団)
◆ストーリー
同じ高校の同じクラスにいても、2人はろくに話したこともなかった。軽音部に所属し周囲の注目を集めるたまこと、地味な女子ゆかり。
文化祭の模擬店での出会いが2人の人生を変えていく。18歳、28歳、38歳、48歳。かけがえのない友達であり、永遠のライバルであり、恋の仇敵。30年という年月を経て、2人の友情は時とともに形を変えていく。
◆開演時間
9月7日 (水) 公開ゲネプロ20:00~♪
9月8日 (木) 19:30~
9月9日 (金) 19:30~♪
9月10日(土) 14:00~ / 19:00~♪
9月11日(日) 13:00~ / 17:00~♪
※公開ゲネプロ=本番と同じ演出で行う最終リハーサル/♪ = 終演後アフタートークあり
※受付開始、開場、ともに開演の30分前・全席自由席
◆アフタートーク詳細
9月7日(水) 20:00 出演者による挨拶
9月8日(木) 19:30 吉田小夏さん (劇作家・演出家・青☆組 主宰)
9月9日(金) 19:30 田中和彦さん(映画プロデューサー/人材コンサルタント)
9月10日(土) 19:00 ライムスター Mummy-Dさん (ラッパー/プロデューサー)
9月11日(日) 13:00 下村健一さん(元TBSキャスター)
9月11日(日) 17:00 大池容子さん(劇作家・演出家・うさぎストライプ 主宰)
◆会場
アトリエ第七秘密基地
(東京メトロ要町駅より徒歩3分/東京都豊島区高松1-2-4 べリオビルB1)
◆チケット情報
一般予約券 3,500円 当日券 3,800円 *公開ゲネプロ 2,500円
リピーター割引 3,000円(要チケット提示) ※全席自由
◆ご挨拶
ひところ夢中でNYを訪ね歩いていた時期があった。理由はふたつ。街のエネルギーと挑戦する場所があったから。
劇場やギャラリーがそこかしこにあって、ふらりと立ち寄れば未知の世界に遭遇できる。ワクワクが充満する場内、活気。芝居のパンフレットを抱えて街を歩けば見知らぬ人に芝居の感想を聞かれコミュニケーションがうまれる。人と関わる楽しさ、芸術を共有する喜びがある。休暇を終え、会社生活に戻ると、文化や芸術の話題で盛り上がることのない日常に寂しさを覚え、またNYを訪れてしまう。そんなことを繰り返しながら、憧れの映画監督やアーティストを訪ねるうち、ひょんな縁からむこうで舞台出演が決定。飛び込む勇気だけを武器にいくつもの挑戦、冒険の日々を体験することになった。刺激的な創作の現場には心地よさを大切にする空気があり、演出家も俳優も対等にアイディアを出し合えるフラットな関係性で結ばれていた。作り手も観客も気軽に舞台芸術を楽しむ開放的な環境。それらは私の抱えていた言葉の壁や孤独を吹き飛ばしてくれた。
私はここ、東京でプロデュースユニットを始動させる。
遠い地に足を運ばなくとも、今ここで創作の喜び溢れる環境を自分の手で作り出したい。そして劇場をもっと人が集まりやすい魅力的で親しみやすい場にしたい。3月の初演から半年という最短スパーンでの再演は、既にスリリングな企画に膨れ上がっている。文学座 五戸真理枝と、青年団 伊藤毅という掛け合わせでどんな劇世界が繰り出されるのか、そして近年小劇場で輝きを増す小瀧万梨子と間近に接近した舞台で繰り広げられる友情以上の親密さ、愛憎、女の対決。様々な分野の豪華アーティストをお招きしてのアフタートークも毎晩開催し、作品を上演するだけにとどまらない、ジャンルを超えた人々が集うとっておきのお祭りに。それでは劇場で。皆様とお会いできるのを楽しみにしています! 川嶋一実
◆スタッフ
照明/三浦詩織 照明操作/佐度那津季 音響/藤原圭佑 演出助手/佐度那津季 宣伝写真/Masayo 宣伝美術/福森崇広 制作/河本三咲
楽曲提供/2y’soul「JOY」
主宰・企画製作 週末女優
総合プロデュース 川嶋一実
協力 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 (有)ヴィヴァーチェ・chisa 演劇集団 砂地 文学座 青年団 舞台美術研究工房・六尺堂 (株)ケイセブン中村屋