【TEDx 登壇無事終了】ご来場・応援ありがとうございました✨

「”飛び込む力”で自分の道を切り開く」ことをテーマに18分のスピーチ。語学もままならないままNYに飛び込み、新たな出会いを通してフィラデルフィアでの大冒険へ、そして同調圧力に満ちた教室で異物扱いされながらもめげずに通い続けた小学校時代と、時空を超えて旅するような時間を共に過ごして下さりありがとうございました。


構成もエピソードもパズルのようにピースをはめては入れ替え、当日まで書き換えました。目指したのは臨場感。作り物ではなく限りなく生身の自分でしっかり観客席とエネルギーを交換していくこと。

TEDxUSH
某映画監督に「ひとみちゃんには売れて欲しいから整形して顔変えたら?」と言われた20代。今なら馬鹿馬鹿しいなと笑い飛ばせることでも公に話したがらない自分がいる、、、と気がつき、その心の引っ掛かりからスタートしようと決めたのは本番数日前のこと。今自分の心にあるものをオープンにしたほうが本当に伝えたいことがリアルに伝わるような気がしました。そしてこれまでにないパターンを選択するほうが私の人生的にもチャレンジングな予感がしました。

私自身が過去をその場でリアルに経験していく語り口に変えよう。

人は好き勝手なことを言うし、他人と違った考えや、高い理想、目標を掲げるほどに沢山の試練もやってきます。その全てを糧にして自分の生き方で勝負しようと決意した20代後半。そして外の世界に飛び出すストーリーは個性、多様性の話に繋がっていきました。

フィラデルフィアで主演した舞台の創作プロセスを詳細に話すのも初めてのことでした。楽しくも嵐のようなめまぐるしい変化の日々に向き合うにはエネルギーが必要です。

通常イメージされる台本ありきの舞台とかけ離れた創作プロセスを理解してもらえるだろうか。不安を抱きつつお客さんの反応を見ると、ただ言葉で抽象的に事実をまとめて説明するよりも具体的な道のりを話す方がしっかり届くものだと実感しました。

当時持っていたのは情熱と沸き立つ好奇心だけ。語学なんてできないままアメリカに飛び込んだものだから、本当に「飛び込む力」はムリだといわれることすら叶えてしまう魔法です。

今回のプレゼンテーションは「らしさ」とのせめぎ合いでした。

TEDらしさと自分らしさ。

TEDやTEDxの理念は世の中にアイディアをシェアしていくこと。

でも「こうあるべきだ」「こうしてください」と訴え続けるのは堅っ苦しくて窮屈です。

世の中は可能性に溢れていて、周りのジャッジなど気にせず思うままやってみたほうが人生なんとスリリングなことか。自らの直感を信じて突き進んだ先に待ち受けていた私の未来を一緒に体感して頂けたら、これから頑張ろうとする誰かの肩の力が少し抜けるかもしれない。楽観的に一歩を踏み出すきっかけになったらいいな。そのためにも等身大で語ろうとステージに立ちました。

スピーチ後、女の子が駆け寄ってきて「海外に行くタイミングを悩んでいたけれど、いつだってチャンスがあるんだ、やってみよう!という力が湧いてきました☺️」と笑みを浮かべて話しかけてくれました。そのことがただただ嬉しいです。

本当に大切なことは自分の心が良く知っていて、自分の心に問いかければ自ずと答えは見えてくる。そのためにもどれだけ自分の心と身体とコネクトできるか。心の声に思い馳せ、行動できるかが日々大切なんだと思います。

そして、ひとつ言えるのは、他者に委ねず、行動し続ける人生の方が圧倒的に楽しいということ。やる!と選択して前を向くとイメージ通りに道は開けていくものだという確信は、これから映画製作という新しい挑戦に向かう私自身を力づけてくれるように思います。

毎度ながら色々と試行錯誤で渡ったことのない橋を渡り続けました。どうしたらメッセージが伝わるだろうか、練習に付き合いフィードバック下さった皆さん、応援してくださった方々に心からお礼申し上げます。劇団木霊時代の先輩で文学座の演出家 五戸真理枝さんにはリハーサルに付き添ってもらい、後輩にもすごく助けてもらいました。

ひとりで飛び出していっても一緒に歩んでくれる友人や仲間の存在に気づけたことも大きな喜びです。

イギリスの演技コーチとのセッションで、観客と繋がる練習(毛糸をもってもらってお互い引っ張りあうエクササイズやゲーム)や、自分がエネルギー体となり会場の空気を揺らすイマジネーションを駆使した身体的ムーブメントなどは今後の俳優人生にとっても大変勉強になりました。

頭で考えてばかりでは現実は動いていかない。身体を動かし、今ここにある感覚が大切だと実感しています。

当日のスピーチは、YouTube、TEDx公式に アップされるのでまたご報告します。

TEDxUSH2019 登壇者
(右から)パフォーマーかぐづちさん、医師葉田甲太さん、鈴木弘貴教授

次の更新では、向井理さん主演でカンボジア学校建設が映画化された医師の葉田甲太さんや、小泉今日子さんのスタイリストや浅田真央さんの衣装デザイン(ソチオリンピックのブルーのあの衣装❤️)を手がけられた安野ともこさんら、他スピーカーさんとの舞台裏について。皆さんほんとうにステキなエネルギーに満ちていて、楽屋で和気あいあい、緊張が吹っ飛びました。

#TEDxUSH

プロフィール

川嶋一実
川嶋一実
週末女優 -製薬会社OL×女優-
聖心女子大学卒。国内外で舞台・映画出演の他、聖心女子大学哲学科芸術学の授業で特別講師として招かれるなど活動の幅は多岐に渡る。
人生の転機を求めて2011年ひとりニューヨークに飛び込み、翌年アメリカで舞台『HITOMI』に主演。
2016年プロデュースユニット“週末女優”を始動させ、女の二人芝居『たまことゆかり』(作:五戸真理枝/文学座)を春・秋と連続上演。2017年ドイツの報道番組に密着取材を受け、独自のライフスタイルが紹介された。
学芸員資格保有。今後は映画製作に挑戦。
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