20世紀を代表する写真家ロバート・フランクの現在公開中のドキュメンタリー映画『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』の監督にこの映画についてインタビューしてから、ロバート・フランクの作品や90歳を越えてなお、現役で新たな挑戦をし続けるロバート・フランクの生き方に魅了されています。
そして、『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』にもロングランヒットした『世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜』でロバートの隣に佇むアユミ、アーティストネームA-CHANがとても神秘的で彼女の作品や生き方に興味を抱きました。
ロバートの作品は世界最高峰の出版社シュタイデルから刊行されていて、その創作を支え続ける写真家のA-CHAN(アーチャン)が名古屋の個展で一時帰国中ということを知り、この夏名古屋の彼女の展示を訪ねてインタビュー敢行。
ロバート・フランクとゲルハルト・シュタイデルもパワフルですが、A-CHANのエネルギーと感性の鋭さもそれに匹敵しています。個性溢れる登場人物がおもしろいと読んだ方からツイートいただき、好評です。
▲A-CHAN自身もシュタイデルから3冊の写真集を敢行。じわりとくる写真集。
写真家は写真を撮ってからの作業の方が長い月日を要します。
名古屋での個展でのインタビュー後は、暗室作業や本作りのレクチャーにも立会い、濃密な2日間。本作りの工程ひとつひとつにクリエイティビティーが宿っていて目が離せませんでした。
🔸シュタイデル主催のロバート・フランクの展覧会
9/2から神戸で開催「Robert Frank: Books and Films,1947-2017 in Kobe」の予習にもぜひ。本展示は世界50カ国を巡り、昨年の東京開催では、連日長蛇の列をなし、大好評。
公式カタログもなかなか素晴らしいですヨ!
私は見逃してしまったので、神戸には飛んで行こうかと思います。展示方法もユニーク、そして無料。
いつかシュタイデルにインタビューしてみたい!ものづくりの真髄をお伝えしたい。
ジャンルを超え出て、表現の本質に迫っていきます。