瞬く間に色々なことがありすぎて更新が(笑)。前日の楽しい宴の酔い冷めやらぬまま行ってまいりました!
写真家レイモン・ドゥパルドン『DEPARDON / TOKYO 1964-2016』
8/31はフランスを代表する写真家/映画監督のレイモン・ドゥパルドンの写真展内覧会へ。レイモンも来日していてその様子をアートwebマガジンgirls Artalkでレポート!20世紀のあらゆる変革が起きた現場に必ず彼がいると言われるほど、世界の激動の瞬間をカメラに収めてきたレイモンのこれまでも一望できるようにまとめました。(シャネル・ネクサス・ホールで10/1までの公開。ひとりでふらっとでも、デートにもおすすめ)
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チャドなどの紛争地で死と隣り合わせのリポートを繰り広げてきたレイモンの素顔は意外や意外、穏やかで、彼自身が登場する現在公開中のドキュメンタリー映画「旅する写真家」ともちょっと違ったイメージでした。「旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス」ではちょっと気難しい雰囲気ですがそんなことは全然なくて(笑)。1964年の東京オリンピック当時の日本から50数年の東京を彼独自の視点で切り取っていてその作品をじっくり見るのは素敵なひとときでした。さらにシャネル・ネクサス・ホールという存在がやはり素晴らしいと今回も実感。
シャネル・ネクサス・ホール
いつも大変な賑わいをみせているという内覧会、レセプションパーティー。
内覧会ではこんなに素敵なカタログも配布されるし、毎回一般公開も入場無料の展覧会。これはどのような理念に基づいているのかとても興味深かったのですが・・・
シャネル・ネクサス・ホールを創設したシャネルのリシャール・コラス社長の芸術文化に対する愛そのものなんですね。ココ・シャネルの芸術への愛をそのまま受け継いだ素敵な空間です。展覧会毎に様変わりする空間デザインにも毎回うっとり。
こんな場所に、ふらっと連れてこられたら、女性はうれしいでしょうね♡
リシャール・コラスさんのユーモアと生き方が粋!
リシャールさんはシャネルの社長の他に、作家としても活躍されているということを辻仁成さんとの対談で知りました。
この記事がかなり面白くて著書を即買い!今読み進めています。
アーティストだからマネージメントができなくていいとかそういうことでは全然ない、やっぱり。気概の問題。ばりばり経営者として手腕を発揮しながら同時に素晴らしい作品を作る、発信や支援の場も作る姿、あっぱれ!
そういう大人に私もなるぞとわくわく気持ち引き締め、ものづくりってやっぱりたどりつくのは生き方なんだなとも思った次第です。ひとつの作品から人生にまで広がりがあるからやっぱりアートに触れるって素敵!
いつかリシャールさんにインタビューしたいです。生き方と芸術へのパッションをあぶり出すような。